夕張 第2弾

2007年 : パノラマ[道内], 夕張市, 2 Comments »

三弦橋


夕張を訪れたもう一つのお目当ては、【夕張シューパロ湖 三弦トラス橋】を見ることでした。三弦橋(さんげんきょう)は、北海道夕張市のシューパロ湖に架かる旧森林鉄道の鉄橋です。(正式名称:旧森林鉄道夕張岳線第1号橋梁)
この鉄橋の存在を知ったのは、約7年ほど前にお泊まりいただいた夕張出身のお客様からのメール。
その中に添付されていた写真がシューパロ湖に架かる三弦橋でした。いつかは行ってみたい!
そしていつの間にか月日は7年が過ぎてしまいました。

当日は、富良野 → 桂沢湖 経由でひとまず夕張市内(宿から車で約3時間弱)へ向かい撮影ポイントの目処をつけて同じ道を引き返しました。
とにかく夕張市内に入るまでは、いたるところで工事や採掘などが行われており、まるで砂埃の中のドライブ。

2006年6月20日、北海道夕張の後藤健二市長(当時)は定例市議会で、
総務省に対して財政再建団体の申請をする考えを表明して早いものですでに1年が経過しました。
駆け足で訪れた夕張ですが、やはり交通の便の悪さと、坂が続く谷間に長く集落が延びているため、一見して何かにつけ不便だろうなと思わざると得ません。
市であるにもかかわらず、北海道地方村町のような寂しくて閑散とした雰囲気があり、一部を除いて人影を見ることもあまりありませんでした。
しかし市に入ると突如大きなホテルなどが姿を現し、ここは市であると存在感を誇示しているようでした。
炭鉱住宅夕張市内に入ると、映画「幸せの黄色いハンカチ」でおなじみの「黄色のハンカチ」がシャッターの多く閉まった商店を横目にしながら、所々の商店前ではためいていました。
同じ自営業者として、商売をされている方々の現状の深刻さが痛いほど伝わってきます。

美瑛町も大きな赤字を抱え喘いでいます。
隣同士、何かできることはないのか。道内の問題は北海道が一丸となって元気になるよう頑張らねばなりません。

気分を変えてせっかく来たのだから、映画の撮影現場へ行ってみようかと国道を注意しながら走っていましたが、場所が分からず今回は諦めることに。
(帰宅後調べてみると、幸いなことに 幸せの黄色いハンカチ広場(と言う名称)はすでに休館に入っていました。 休館期間:10月22日~4月25日)

しかし国道沿いには映画を彷彿とさせるような炭鉱住宅が点々と目につきます。写真を撮ったここの住宅もほとんどは空き家のようですが、住宅裏には新しい家が建っており、現在でも愛着をもった住民の方々が暮らしている。
通りすがりのドライバーさんに聞いてみると、賑わいのあった古き良き夕張の
雰囲気を求めて、ここを訪れる観光客も多いそうです。
三段滝晩秋から初冬に欠けての北海道の
日没は早い!
日も傾いて来たので、帰路につく準備を始めました。
夕張市 → 三笠市 → 芦別市 → 富良野市 → 美瑛町 と各市をまたいで、
来た道を戻ります。
途中、三笠市の桂沢湖を過ぎ、芦別市に入る通称夕張国道(国道452号)沿いに紅葉の名所:三段滝公園があります。
時間はちょうど午後4時20分。間もなく日が落ち、周りは灯り一つ無い闇の世界になります。トイレ休憩を兼ね下車し、カメラ・三脚を担いで大急ぎで三段滝へ向かいました。

紅葉はすでに終盤。大半の葉は落ちています。誰一人いない滝の周りを撮影し終わると、一路富良野から自宅へと車を走らせました。

三段滝 QTVR映像[4.2MB]

晴れ16:20 気温/13℃

三菱石炭鉱業大夕張鉄道:南大夕張駅

2007年 : パノラマ[道内], 夕張市, No Comments »

キ100形式キ1


久しぶりに北海道遺産の旅へ:
目的地は宿から片道約130㎞、「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として2001年(平成13年)に北海道遺産として指定さた夕張・炭鉱遺産の南部地区にある三菱大夕張鉄道:車両(みつびしおおゆうばりてつどう:しゃりょう)を訪れました。夕張が破綻した折り、毎日のように新聞で夕張特集が組まれるなかで、ある日掲載された一枚の鉄道車両。
その独特の顔つきが忘れられずに、今日やっと車で出かけることにしました。

キ100形式キ1夕張市清水沢から国道452号を芦別方向に車で10分ほどの夕張市南部大宮町。
この国道452号脇に「三菱大夕張鉄道 南大夕張駅」の白い看板が立つています。
崩れかかった土盛りのホームの脇にお目当ての車両はありました。
南部(元南大夕張駅跡)には、元大夕張鉄道の客車など6両の車両がホームに横付けされた形で保存されています。

かつて北炭と三菱の企業城下町だった炭鉱市夕張。
旧国鉄の清水沢駅から大夕張炭山駅まで17.2㎞の三菱鉄道と呼ばれた専用線を、1911年(明治44年)から1987年7月の廃線まで77年間、石炭と沿線住民を運び続けました。

南大夕張駅跡に残された車両は明治生まれの貴重な車両ばかりですが、当初管理者もおらずに老朽化したままの状態が長く続き、その間部品などは盗まれ放題という有様でした。
そこで見かねた市民や夕張出身者、鉄道のOB、ファンらが声をかけ合い、1999年(平成11年)7月に三菱大夕張鉄道保存会が発足しました。

キ100形式キ1そらち 産業遺産と観光」HPによると、「見学は敷地外から外観のみ見学可能。敷地内の見学は所有者等の許可が必要です。」となっていますが、
夕張市役所に問い合わせ見ると、三菱大夕張鉄道保存会からの「* 見学されるかたへお願いです。」に記載されているように、工事の支障にならないよう駐車して見学してくださいとのことでした。

* 見学されるかたへお願いです。
現在、国道工事に関する事務所や建設機械の倉庫がホーム手前の広場に設置されています。
工事関係の車の出入りも多いため、見学で車を駐車される際には、これらの大型車両の支障にならないよう配慮願います。              
駐車用スペースを確保してありますので、ご来場の際にはそちらに止めるようお願いいたします。特に国道への出入口付近への駐車は、ご遠慮ください。
キ100形式キ1※所在地:
夕張市南部、旧南大夕張駅構内
※連絡:問合先 夕張市役所
TEL:0123-52-3131(代)
※アプローチ:国道452号脇
※駐車場有り:無料
※アクセス(公共交通)
JR石勝線「新夕張駅」→夕鉄バス「新夕張駅前」(南部行き)→「南部」下車
※札幌からは、夕鉄バスの新札幌バスターミナル発夕張南部行き線で終点「南部」下車 (所要2時間20分、料金片道1,750円  問い合わせは先 ℡:0123-56-5602)
※アクセス(自動車) 道東自動車道「夕張IC」→国道452号芦別方向へ→南部 約10分

三菱石炭鉱業大夕張鉄道:南大夕張駅 QTVR映像[4.1MB]

北海道旅情報
井手口さんのHP内「炭鉱を旅する」で「現役時代の三菱石炭鉱業鉄道」の写真が掲載されています。
在りし日の駅周辺の賑わいと現在の様子(VR映像で)を、駅前の MARUISHICYCLE:松村商会さん で見比べて見てください。

晴れ14:0 気温/15℃

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