21日(木曜日)の午後、お客様と旭川市の酒造メーカー【男山】へ出かけました。
私のお目当ては蔵元直売の「酒粕」:
北海道では今まではあまり見向きもされなかった酒粕が、ダイエットブームの波に乗り今では品不足のところまであるとか。変われば変わるものです。
生まれ故郷京都(関西地方)では粕汁は子どもの頃から寒い冬場には欠かせない一品でした。
到着するとまず延命長寿の湧き水をいただく。
そして酒粕があるかどうか尋ねると、「ありますよ。新しいのも」
新しい酒粕?


さっそく、復古酒の酒粕を使った粕汁をつくってみました。

通常販売されている板粕より香りは少ないが甘みがありなかなかこれも美味しい。
粕汁は具材の味が引き立ち、寒い時期には欠かせないわが家の贅沢です。
粕を取り出し調理を始めるとパァーと広がる香り。粕汁好きにはたまらない食欲を誘う香りなのです。
蔵元の酒粕は、小売店やスーパーで購入する品とは香りからすべてが違うのです。

香りと共に、当日皆の話題にたまたま出た【こぼれ梅】のことを思いだしました。
これも北海道ではほとんど見ることはありません。
と言うより、いつも帰省の折に買い求めるだけで、北海道内で真剣に探し回ったことはありません。やはり京都の伏見、兵庫県の灘や伊丹などの酒所でないとあまり販売はされていないようですが。

「こぼれ梅」は酒粕のように、こちらは本みりんのしぼり粕のこと。
こぼれ梅はもち米の為柔らかくもっちりとしていて、その芳じゅんな酒の香りとほのかな甘さが特徴です。
こちらは酒粕と違ってそのまま食べるもので、昔から素朴な菓子として人気がありました。
機会があれば一度食べてみてください。1つ2つ・・・食べ出すと止まりません。
京都では、祇園さん、天神さん、弘法さんの縁日の軒下には必ず並んでおり、今でも200~300円程度で買えるはずです。
そしてこぼれ梅と言えば、今は亡き上方の天才落語家と呼ばれた二代目 桂枝雀(かつら しじゃく)さん。
ご存知、師匠十八番の落語の一つに「鷺とり」があります。
枝雀ファンならこぼれ梅を見たことが無くとも名前だけはご存知のはずです。
笑いとともににその名が天下に知れ渡りました。













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