(クコ image: biei.info.)
花も終わり、
「枸杞子:クコシ」と呼ばれる実がこれからは日ごとに熟して行きます。
道ばたなどに自生し、中国では実のほかにも葉や根、樹皮にも古くから薬効があるとされ、漢方薬にも用いられています。
また生け垣などに植栽されることもあり、高さは1~2m程度で、株元から枝を叢生して垂れ下がるように伸びます。
葉は披針形で、長さは2~4cm、新芽は野菜としても利用されます。花は淡紫紅色で、直径1cmあまりで、ナス科の花らしくナスの花を小さくしたような花が咲きます。
秋に熟した枸杞子は生食したり、果実酒(クコ酒)を作るのに用い、滋養強壮などに効く漢方薬としても用いられています。
[利用法] 果実酒、ジャム、ビネガー、スープ他
学名:Lycium chinense
和名:クコ(枸杞)
英名:Chinese matrimony vine
科名:ナス科
属名:クコ属
性状:落葉低木
原産地:東アジア
増やし方:挿し木、種まき