三菱石炭鉱業大夕張鉄道:南大夕張駅

キ100形式キ1


久しぶりに北海道遺産の旅へ:
目的地は宿から片道約130㎞、「空知の炭鉱関連施設と生活文化」として2001年(平成13年)に北海道遺産として指定さた夕張・炭鉱遺産の南部地区にある三菱大夕張鉄道:車両(みつびしおおゆうばりてつどう:しゃりょう)を訪れました。夕張が破綻した折り、毎日のように新聞で夕張特集が組まれるなかで、ある日掲載された一枚の鉄道車両。
その独特の顔つきが忘れられずに、今日やっと車で出かけることにしました。

キ100形式キ1夕張市清水沢から国道452号を芦別方向に車で10分ほどの夕張市南部大宮町。
この国道452号脇に「三菱大夕張鉄道 南大夕張駅」の白い看板が立つています。
崩れかかった土盛りのホームの脇にお目当ての車両はありました。
南部(元南大夕張駅跡)には、元大夕張鉄道の客車など6両の車両がホームに横付けされた形で保存されています。

かつて北炭と三菱の企業城下町だった炭鉱市夕張。
旧国鉄の清水沢駅から大夕張炭山駅まで17.2㎞の三菱鉄道と呼ばれた専用線を、1911年(明治44年)から1987年7月の廃線まで77年間、石炭と沿線住民を運び続けました。

南大夕張駅跡に残された車両は明治生まれの貴重な車両ばかりですが、当初管理者もおらずに老朽化したままの状態が長く続き、その間部品などは盗まれ放題という有様でした。
そこで見かねた市民や夕張出身者、鉄道のOB、ファンらが声をかけ合い、1999年(平成11年)7月に三菱大夕張鉄道保存会が発足しました。

キ100形式キ1そらち 産業遺産と観光」HPによると、「見学は敷地外から外観のみ見学可能。敷地内の見学は所有者等の許可が必要です。」となっていますが、
夕張市役所に問い合わせ見ると、三菱大夕張鉄道保存会からの「* 見学されるかたへお願いです。」に記載されているように、工事の支障にならないよう駐車して見学してくださいとのことでした。

* 見学されるかたへお願いです。
現在、国道工事に関する事務所や建設機械の倉庫がホーム手前の広場に設置されています。
工事関係の車の出入りも多いため、見学で車を駐車される際には、これらの大型車両の支障にならないよう配慮願います。              
駐車用スペースを確保してありますので、ご来場の際にはそちらに止めるようお願いいたします。特に国道への出入口付近への駐車は、ご遠慮ください。
キ100形式キ1※所在地:
夕張市南部、旧南大夕張駅構内
※連絡:問合先 夕張市役所
TEL:0123-52-3131(代)
※アプローチ:国道452号脇
※駐車場有り:無料
※アクセス(公共交通)
JR石勝線「新夕張駅」→夕鉄バス「新夕張駅前」(南部行き)→「南部」下車
※札幌からは、夕鉄バスの新札幌バスターミナル発夕張南部行き線で終点「南部」下車 (所要2時間20分、料金片道1,750円  問い合わせは先 ℡:0123-56-5602)
※アクセス(自動車) 道東自動車道「夕張IC」→国道452号芦別方向へ→南部 約10分

三菱石炭鉱業大夕張鉄道:南大夕張駅 QTVR映像[4.1MB]

北海道旅情報
井手口さんのHP内「炭鉱を旅する」で「現役時代の三菱石炭鉱業鉄道」の写真が掲載されています。
在りし日の駅周辺の賑わいと現在の様子(VR映像で)を、駅前の MARUISHICYCLE:松村商会さん で見比べて見てください。


晴れ14:0 気温/15℃

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