人形虫干し

今日は七夕
天気は良さそうで天の川を見ることができるか?

 
鵲の橋 [かささぎ‐の‐はし]
陰暦7月7日の夜、牽牛(けんぎゅう)星・織女星を会わせるため、カササギが翼を並べて天の川に渡すという想像上の橋。
男女の契りの橋渡しのたとえにも用いる。烏鵲橋(うじゃくきょう)。
「天の川扇の風に霧はれて空すみわたる―」〈拾遺・雑秋〉 広辞苑

毎年、年2回人形や手づくり品の虫干しを行っています。
7月はカラット晴れ上がる日が多く昨日より1回目の虫干しを行いました。


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虫干し開始

これまで旅行先で購入した品や展示会の写真撮りをもとにマネをしてつくったもの、家内が冬場に丁寧につくりあげる手づくり品まで、いろいろな思い出の詰まった人形たちを部屋に並べて風を当ててやります。
中には経年経過により若干臭いのついたものなどは、一日脱臭剤を入れたビニール袋にくるんでおき、その後風に当てます。

人(ひと)の形(かたち)と書いて「人形」(にんぎょう)と書くように、日本人は暮らしの中で人形と独特の関係を築きあげ、日本各地にはその地に伝わる様々な人形の風習や信仰が生き続けています。

生まれ故郷の京都では、五月人形やひな人形はもとより人形づくりの盛んなところで子どもの頃よりいろいろな人形と接してきました。
特に「ひな祭り」は、もともと京の貴族たちの結婚式を表し、その後、子どもの幸せを託す行事として全国に広まっていったもの。


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虫干しを兼ね親王飾りのセッティングを。

子どもの頃より兜の模型をつくったり、男兄弟しかいなくともひな人形に興味を持ったりと、いろいろな場で人形や織物と接してきたのです。

特にひな人形などは購入すると唐衣や足袋を、帯や着物の裂地でつくり直したことも懐かしい思い出でです。また当時、古代織の品布(しなふ:正式には品は 木へん に 品 と書く)に一時興味を持ち、草履表を品布でつくったこともあります。

 
品布 [しなふ:科布とも]
樹皮の繊維を糸にしている古代織物。
子どもの頃、京都では宮津などで生産されていましたが、現状はよく知りません。
北海道アイヌのアツシ織とその原料が同じであり、日本列島でも東北など北で盛んに織られていたことから、アイヌ系の文化であると云われている。


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久しぶりに風に当たり清々しい表情に思えます。

 
ひな人形の並べ方
京都を中心に関西地方では、左が(向かって右)男雛、右(向かって左)女雛を飾るのが主流ですが、社団法人日本人形協会では昭和天皇の即位以来、男雛を向かって左に置く飾りを「現代式」、右に置くのを「古式」とするが、どちらでも構わないとしている。

今日一日風に当て、また収納です。
納めるときは、人形が中でぶつかり合わないようにすることと、面倒でも一体ずつポリ袋に入れて密封すると虫食いの予防になります。
後は初雪前のカラット晴れ上がる頃にもう一度行います。

ところが、北海道で特に注意しなくてはいけないのは冬場の乾燥!
家の中は暖房でカラカラ状態、気がつくと湿度30%を切ることなどは常時。

実は、この乾燥しすぎは一番大敵なのです!
人形にとって一番大切な顔や手にヒビが入り、慌てることも数回ありました。

最近では「もったいない」が流行後となっています。
「もったいない」も「ものを大切にする」ことも相通じることが多くありますが、「ものを大切にする」という心がけの方がより積極的な愛情を表しているようで「大切にする」という言葉はいいですね。
たとえ使いこんだ古い小銭入れでも、大切にすればするほど手放せなくなり、かけがえのないものとなり、持っているだけで落ち着くものです。
ものは大切にすればするほど自身の歴史が刻まれ、かけがえのない物へと生まれ変わって行きます。

ものを大切にしてきたお陰で、われわれもこれまで大病もせず健康で来られたと言っても間違いでは無いはずです。

晴れ10:10 気温23℃ (.all images:biei.info)

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