道内はまた暴風雪!
あけましておめでとうございます。
今日1月8日は「1(イチ)か8(バチ)か」で『勝負事の日』だそうです。
このような語呂合わせ、短縮言葉が巷に溢れ、耳障りの良い・心地よい言葉を耳にすることがめっきり少なくなりました。
それ以上に、町中やTVを点ければ新語の知識を競い合うかのようにガラクタ言葉が氾濫していて、言葉が生きていないから我々には意味不明で感覚されない。
さて警察庁が発表した昨年度(平成26年)の交通事故死亡者数は全国で4,113人(内:北海道 169人)で、14年連続で前年比を下回ったそうです。
道内でも前年を下回ったものの、気になるのは『飲酒運転』による死者数が増えている点です。
昨年7月13日に発生した小樽飲酒ひき逃げ4人死傷事件では、加害者が過失運転致死傷罪で起訴されたが、交通犯罪の刑の軽さに、あまりに理不尽と物議を醸した。
「飲んだらのれん!」「ハンドルキーパー運動で飲酒運転根絶を!」・・・等々、 飲酒運転根絶の訴えを見聞きしたことのない人などいないと思うのだか。
実体は、周りを見れば皆さんもお分かりのように平然と繰り返されている。
悪質な一例)
道内ではビアパーティーなど、酒の名の付くイベントが各地で行われています。
酒を飲み終わり、いざ帰宅時、ほろ酔いの数名を乗せハンドルキーバーらしき者が運転し走り出す(飲酒運転根絶の模範行為なのですが)。
が、向かった先は数十メートル離れたとある駐車場。
そこで、ほろ酔い気分の者が駐車してある自分の車に乗り換え、堂々とマイカーで帰宅する。となれば、一見ハンドルキーパーらしき者の呼気からも、アルコールが検出される確率は極めて高いと思われる。
このような実体を報告しても、現状そこまでの取り締まりはしていない。
また外食時、もちろんキチンを行っている店もあるのでしょうが、わが家に於いてこれまでの記憶では道内の飲食店で酒を頼んでも「客が、車で来店したかを確認する。」店に出会ったことは一度もない。
そもそも日本は国民性として酔っ払いに寛容というのが世界各国の見方ですが、なかでも道内は極めつけ!酔った人に対してならまだしも、飲酒運転に対して寛容!あり得ないことです。
何事もそうですが、被害者の立場にたって初めて、痛みや苦しみが分かる。今まで意識はしていても、どれほど無関心であったかが。
飲酒運転に無関心な者は加害者と同類! 加担者なのです。
被害者が叫び続けてやっとのことで飲酒運転に対する厳罰化が進みつつはあるが。
法を改正し、いくら罰則を厳しくしたところで、個人の道徳を改善しないかぎりは決して無くならない。
そのためにも一人一人が無関心にならないことが最重要なのです!
酔っ払った者に、そもそもルールを守る思考能力があるのか?
もちろんほろ酔いでエンジンをかける(自分は酔ってはいない)以上、正常な判断?が出来ると過信して運転を始めのだが。
いざ加害者となると、100%近くが『ひき逃げ』で、その場から逃走する。
その後検挙され、これまた100%近くがとどのつまり「脇見をしていた。」「何かに乗り上げたようだが人では無いと思った。」などと。
道路交通法では事故を起こした時、ドライバーがやらなければならない義務が定められている。
1.負傷者の救護
2.危険防止措置
3.警察への報告
しかし問題はそれ以前のことで「運転免許所有者」である以上、飲酒をして運転してはならないというのは「基本原則」。
これをを知らない者は誰一人いないし、知らずに免許は取れない。
知りながら本人の意思で故意に飲酒運転する。してはならない事として認識しているにも関わらず。
況してや、上記のような計画立てた行為をグループで行うなどは言語道断なのだが、相変わらず道内では繰り返されている。
「飲酒運転根絶」を叫んでも、田舎ではごく当たり前の行動が、陰で非難されかねないという矛盾も孕んでいる。
たまたま昨夜のTVでの飲酒運転ニュースが後を引き、新年最初の投稿がこのような内容でスタートしましたが、へこたれずに『飲酒運転根絶』を訴え続けて行きます。
また今年は無理をしない生活を心がけ、いつ新規投稿するか全く当てのならないブログですが、お役に立てるような内容があれば更新して行きますので、忘れかけた頃にトップページを開いてみて下さい。
移住後は「郷に入っては郷に従え」を基本として来ましたが、著しい不合理に対しては話は別で反発もします。そして気がつけば速いもので今年で20年目。
飲酒問題もそうですが、田舎暮らしを初めるといろいろな問題にもぶち当たります。
浅田次郎著 『赤猫異聞』の一節に:
『嘘をつかずに実(まこと)を貫かんとすれば、それはそれで苦労な人生となりましょう。
だが、それでよいのです。
この世は百千万の嘘に充ち満ちているが、事実はひとつきりにございますゆえ。
百千万の方便に頭を悩ますよりは、ひとつの真実で苦労をしたほうがずっと楽でございますよ。』
まさに田舎暮らしの中に於いても相通ずるものがあります。
八方美人になる方がストレスもたまり余計疲れる。
【 Pamela Meyer: How to spot a lia 】 ウソつきを見分ける方法 / パメラ・メイヤー
※ 2011年 TED (カンファレンス)
伊藤 穰一さん解説による「NHKスパープレゼンテーション」でも取り上げられています。
※ TED
この冬は日本列島の日本海側では大雪が続いていますが、美瑛は今のところ降雪が少なく、除雪面では楽なのですが、庭先の草木の凍結被害が心配。
今年も「花々で包まれた美しいまちづくり」の輪を広げるべく、まず足元から行動して行きますので、変わらず庭先は自由にご覧ください。
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