21日から大雪となり、22日には美瑛町の最低気温がマイナス12.1℃を観測するなど、師走を前にして大荒れとなっています。
ブログにはほとんど手をつけなかったこの1ヶ月ですが、気候だけは足早に真冬の厳しさに向かっています。
今日はお隣旭川市の建て替え中だったJR旭川駅の新駅舎が完成して、全面開業の日です。今回の駅舎は開駅以来4代目となり、線路を高架にした3階建てで空間スペースを広く取った開放感のある造りになっています。その為開業初日は午前5時より、記念入場券・オレンジカードの販売など、夕方まで記念式典や催しが行われます。
この新駅舎グランドオープンに併せて、9月頃よりこの日を目標に久しぶりに大がかりなパノラマ写真を組む計画をしていたのですが ・・・ 。
ところがところが新聞のご当地検定申込み締切日:11月4日の記事を目にして、先月末に勢いでご当地検定の一つである「北海道観光マスター検定」の受験申込みのため旭川商工会議所に出向いたのです。
( 受験料:4,800円 、 公式テキスト:2,300円 、 試験:毎年11月の一回 )
以前から何となく受けてみたいと思っていたのですがいつも仕事との都合がつかず、また今年は旭川新駅舎の開業日と重なるので先月まで躊躇していたのですが、締切間近を目にして「パノラマ写真はまたの日でいいか」と言いきかせて、年一回の検定を優先してしまいました。
そして今日はその検定受験当日:
昨日までの天気とは打って変わって青空が覗き始めた勤労感謝の日となりました。
早めに昼食を済ませ、午後2時からの試験を受けに昼過ぎに自宅を出て車で1時間ほどの試験会場へ向かいました。
途中、氷点橋を通過すると橋の上から新駅舎を見る人・写真を撮る人。
旭川市は、道内のほぼ中央にある上川盆地に位置して、日本一大きい大雪山国立公園の玄関口でもあります。
今日開業の新駅舎を中心に周辺は再開発事業が行われており、『北彩都 (きたさいと)』という名称がつけられています。
地元美瑛町も美しいまちですが、それにもまして「河の街・旭川」「橋の街・旭川」と呼ばれる旭川市は美しく魅力に溢れたところなのです。
余談ですが、2010年4月より道内の出先機関が今までの「 ・・・ 支庁」より「 ・・・(総合)振興局 (しんこうきょく)」と呼び名を変えています。
ここ旭川市は、上川支庁から「上川総合振興局」と改称されました。札幌のある石狩支庁は「石狩振興局」、中でも大きく変わったのが網走支庁の「オホーツク総合振興局」。
それにしても総合の付く付かないの違いは? 何なのか ??? です。
また地元でも「振興局」などと名称が変わったことすら知らない人も大勢いて、「 ・・・支庁」 のほうがまだまだとおりが良いようです。
再び試験に戻って、
問題に関しては、一つの設問に対して 2 ~ 4つ の答えを要求するものも多く、そのうち一つでも正解であればその分の点数がもらえるのかというと、一つ間違えてもその問題は0点:完全回答なのです。かなり厳しい。
受験対策用の公式テキストは約150ページ強。過去3年の合格率は40~50%と、短い時間で理解するのは無謀であったかもしれません。
合格発表は、商工会議所玄関にて赤穂浪士(あこうろうし)討ち入りの12月14日の正午。
うさぎ年の締めくくりを笑って過ごせるのか?
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