今年一番のシャラの花が咲きました。
今日は朝から半袖では肌寒いほどのひんやりとした清々しい風が吹き抜けています。
昨日出先の帰りに少し時間があったので、平成19(2007)年6月に、国道40号沿にリニューアルオープンされて以来初めて 『北鎮記念館』 へ立ち寄って来ました。
ちょうどパノラマ雲台を車に積んだままにしておいたので、半年ぶりにパノラマ撮影を試みました。
リニューアルされた記念館はそれぞれがゆったりと非常に綺麗に展示されて、旭川にお越しの際は動物園も良いですが、ぜひ当館に立ち寄ってみてはいかがですか。
【1階展示物】
◇設立趣意書
◇パネル『第七師団総覧』
◇第七師団史
2階展示場へ。
【2階展示物】
◇北海道の開拓と屯田兵
◇国見の図 → パノラマ(北方の幕開け)内:ホットスポット表示
◇永山武四郎将軍像
第七師団の創設
◇北海道スキーの発祥地
◇昭和の第七師団 大正の第七師団
◇第七師団と大東亜戦争
◇時代と共に生きた道具たち
軍都旭川。
陸軍第七師団(りくぐんだいしちしだん)の設置は、政治経済、芸術・文化、そして市民生活にいたるまで大きな影響を及ぼしました。まさに旭川の夜明けです。
※ だいななしだん ではなく → だいしちしだん
旭川のできる契機を与えた屯田兵村の設置から、旭川が大きく飛躍・発展の要因となった明治31年官営鉄道「上川線」の開通(滝川~旭川まで開通)と、翌32年の第七師団の移転。
このことにより人口も増え、経済も大きく回る契機となるのですが、反面「アイヌ給与地問題」を始めアイヌの人たちにとっては北海道の近代化は苦難の歴史を強いることとなる。
雪の降る前にもう一度訪れ、閉館までじっくりと丁寧に見てみたい。
また来ることにして、撮影だけ済ませて帰宅しました。
正月の上川神社以来パノラマは全く撮らなかったので、今日は何となく撮影に実が入らず調子が出ませんでしたが、綺麗な館内の雰囲気だけでもご覧下さい。
それでは北鎮記念館へとご案内します。
【 北鎮記念館 (ほくちんきねんかん)】
かつて軍都として栄えた旭川。
この地には歴史を偲ばせる建物や資料が多く残っています。
当館も北海道の開拓と防衛に携わってきた、屯田兵や旧陸軍第7師団の歴史を知ることのできる貴重な資料館です。
特に、旭川市の文化財に指定されている旧陸軍第7師団の機密文書をはじめとする貴重な資料は必見です。
また現在の陸上自衛隊第2師団の歴史や訓練のようすや国際貢献活動などに携わる姿も紹介されています。
自宅のある美瑛町も、明治40年から終戦までは「旧陸軍第七師団美瑛演習場」として使用されていました。
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北鎮記念館 [旭川市](Flash) フルスクリーンパノラマ
※ 左上地球儀MAPより黄色ドットでパノラマ切替:全14パノラマ
所在地) 北海道旭川市春光町国有無番地(陸上自衛隊旭川駐屯地内)
営業時間)午前9時30分~午後4時
休館日・閉館日)毎週月曜日、年末年始
交通アクセス)旭川駅からバスでおよそ15分
より大きな地図で パノラマ写真の小径[Google map] を表示
12:340 気温22℃ (.all images:biei.info)