坂の上の雲

元禄15年12月14日(1703年1月30日)夜、江戸本所松坂町の吉良義央(きらよしなか)邸に赤穂義士が討ち入り、主君の仇を報いた日。
今日は朝から小雪の降るドンヨリとした曇り空。

ところで、昨夜の「坂の上の雲」 今回も見応えがありました。
個人的にいつも文章のうまさに脱帽するのは、神谷美恵子、そして司馬遼太郎。 その司馬遼太郎さんの「坂の上の雲」がTVドラマで先月から始まり、昨日は第三回目でした。

以前から何度も大河ドラマ化の企画がありながら、映像化するにはあまりにも難しいと延び延びになっていた素材でしたが、近年のコンピューター画像処理技術(VFX、CG)の発展が遂に制作を可能としました。
それも全13回を3年がかりで放映するという長丁場。

【坂の上の雲】 全13話 放送期間
*2009年秋:(全5回)
第1回 「少年の国」 11月29日(日)
第2回 「青雲」   12月 6日(日)
第3回 「国家鳴動」 12月13日(日)
第4回 「日清開戦」 12月20日(日)
第5回 「留学生」  12月27日(日)

*2010年秋(予定):(全4回)
*2011年秋(予定):(全4回

興味半分で見始めたドラマも今では次回が待ち遠しい。NHKも力が入っています。その分、今までにないお金もかかっているでしょう。

昨日の第三回では伊藤博文やわれわれが教科書でしか教わっていない人物が続々と登場してきます。
そして平成になった今の世でも、明治から昭和にかけての指導者たちの戦争責任や功罪が未だに議論の場にあがり続けています。

近所や会社、社会のつき合いもそうですが、好きでケンカをするものなどいません。たかが些細なケンカであっても爆発するまでの心の葛藤は計り知れないものです。
それが国家を背負ったトップなら尚更で、それぞれの人物が決断を下す過程をどのようにNHKが映像で描きだすのか、また配役人がそれをどのような演技力で見せてくれるのか、本当に最終話まで楽しみです。

小説など、書籍におけるタイトルは大変重要な部分で、その題名一つで「売れるか、売れない」かが、ほぼ決まると言います。

「坂の上の雲」
すばらしいタイトル。そのタイトルをつけた司馬遼太郎。 ・・・・ただただ脱帽。

「坂の上の雲」を読まれた方ならご存じの、著者あとがきに:
「秋山兄弟が特別な才能をもった特別な人間なのか?
二人がいなくとも、いなければいないでこの時代の他の平均的時代人がその席をうずめていたにちがいない。」と。
まさに時代の流れとはそのような人間だけでは語ることのできない、人間の力ではどうしょうもない、われわれを操る途轍もない何かがあるようです。

【坂の上の雲】
司馬遼太郎が10年の歳月をかけ、明治という時代に立ち向かった青春群像を渾身の力で書き上げた壮大な長篇歴史小説。
発行部数は2,000万部を超え、多くの日本人の心を動かした司馬遼太郎の代表作で、1968年(昭和43年)から1972年(昭和47年)にかけて『産経新聞』に連載された。

本作品は司馬の著作の中でも特に議論を呼んだことで有名で、明治という時代そのものに対する高評価、日露戦争を一種の自衛戦争であると捉えた司馬の史観、旅順攻撃を担当した乃木希典およびその配下の参謀たちが能力的に劣っていたために多大な犠牲を強いることになったとする筆者の見解については、未だに賛否両論がある。
また藤岡信勝はこの作品をきっかけとして自由主義史観を標榜するようになった。
歴史書・伝記の「読書アンケート」で一貫してトップであった。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

久しぶりに平成12年に買った「挿絵で読む 坂の上の雲 をゆく」を取り出しました。


Highslide JS

挿絵で読む「坂の上の雲」をゆく

日本放送出版協会の「坂の上の雲 第1部―NHKスペシャルドラマ・ガイド」とは違った視点で作品の登場場所などが、写真や地図で紹介されており、TVドラマと平行して読まれれば楽しさも倍増するはずです。

     

曇り11:40 気温/-4℃ (.all images:biei.info)

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