二日おきに晴れと雨の繰り返しで、低温傾向の今年の六月。
その影響で、庭先ではあちこちで普段見ることのないキノコ類が顔を出している。
バラはちらほらと蕾の萼割れが見られるようになった品種もありますが、昨年に比べると開花は遅くなりそう。
この時期に開花の始まる庭先の小さな草花たも、晴れ間が続くのを待ち望んでいます。
上記はサクラソウ科サクラソウ属の多年草である「タマザキサクラソウ」
ヒマラヤ原産で標高1,500 ~ 4,000mあたりに生息するだけあり、寒さに強く強健。北海道でも比較的育て易く、あちこちで植栽されています。
その名の通り、まんまるの花序を出す。(白花品種もある)
エリゲロン(カルビンスキアヌス種)はたまたま園芸店で見たときに、植物の耐寒性の指標となる数値である「ハーディネスゾーンナンバー」が3とラベルに記載されていたので購入した。
学名:Erigeron (エリゲロン)
別名:洋種アズマギク、ゲンペイコギク(源平小菊)
科名:キク科
属名:ムカシヨモギ属(エリゲロン属)
分類:宿根草(耐寒性多年草)冬期落葉種
草丈:10 ~ 40㎝
花径:1 ~ 2㎝
開花期:春から秋(寒冷地域)
原産地:北アメリカを中心とした世界各地
ふやし方:株分け、種まき
※ 耐寒性は比較的強い
自宅庭先では場所を選ぶところが有り、購入年は旺盛に茂っていても、雪解け後全く芽の出ないところが何カ所もあった。
よく調べてみると、キク科ムカシヨモギ属には、約200種ほどの一年生または多年生植物が含まれるようで、種類によって形態や性質は多種多様。
よって耐寒性も様々で、日本で販売されているものはカルビンスキアヌス種(ゾーンナンバー:8 ~ 11)が多いようで、-11℃以上の地域がベストのようです。
これでは寒冷地には不向きで、越冬できなくても不思議ではない。
しかし-20℃にもなる美瑛町でも、植栽場所や陽当たりなど、うまく環境が合えば毎年越冬し自宅庭先でもよく育っています。
雪どけ後には細かく枝分かれしてよく茂り、株を覆うようにして花を咲かせ大株になります。何と言っても、バラとの相性は抜群です!
こちらは小さくはありません。
30cm程度の草丈になる「ミヤコワスレ」で、そろそろ見頃を迎えています。
12:25 気温/13.9℃ (.all images:biei.info)