成人の日

成人の日
相変わらずの凍てつく寒さのなか、今日は朝から隣町の資料館へ出かけました。


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凍てつく国道237号線

冬の北海道。
ただ氷の上をひた走ります。

資料のコピーを取り終わり、相も変わらず慌ただしくとんぼ返りで帰宅しようと国道に出たものの、ふと寄り道をしたくなり「上富良野町開拓記念館」脇から裏道を通って帰宅することにしました。

冬期季休館中の静まりかえった記念館の入り口に『泥流地帯(でいりゅうちたい)』の碑があります。


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泥流地帯 / 三浦綾子

「泥流地帯」は1976年01月04日から1976年09月12日まで北海道新聞の日曜版に、また続編にあたる「続・泥流地帯」は1978年02月26日から1978年11月12日まで同新聞日曜版に連載された、十勝岳の噴火を題材とした三浦綾子さんの小説で、読まれた方も多いと思います。


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静まりかえった「上富良野町開拓記念館」

泥流により大切な家族を失った兄弟が ・・・

 
弟:
「まじめに生きている者が、どうしてひどい目にあって死ぬのか」
「こんなむごたらしい死に方をするなんて・・・
まじめに生きていても、馬鹿臭いようなもんだな」
 
兄:
「たとえ泥流の中でおれが死んだとしても、馬鹿臭かったとは思わんぞ。
もう一度生れ変ったとしても、おれはやっぱりまじめに生きるつもりだぞ」
 
※ 泥流地帯より

正義とは!
そう言えば、昨年末はNHKの「ハーバード白熱教室」がブレークしました。
『正義』とつくと日本人好みで知的エリートの心を揺さぶるようですが、『真面目』、真面目でコツコツとなると捉え方が複雑に違ってくるようです。

一瞬にして泥流に押し流され全てを失う。
「真面目に生き続けてもしんどいだけで無意味なのか。真面目に生きたことの報いがこれか。」「世の中とは何と理不尽な世界なのか。」

人間などいくら大きな顔をしても実は何もできない受け身な存在。

壊滅的な災難にあってもただ押しつぶされるのではなく、試練ととらえダルマのように七転び八起きで立ち向かう姿を通して、人の価値や生きることの意味など、まさに今の我々が自問自答しなければならない多くのことをこの作品は投げかけています。

周りを見ても、コツコツ真面目に働き、当たり前のことを当たり前にすることを馬鹿にするかのような風潮が往々にして大手を振っています。ここのような田舎でもしかり。

泥流地帯には「人間として大事なものは?」
それを考えさせられる言葉が散らばっているのです。十勝岳をシンボルとしている美瑛町民としては必読の書!

スナップを撮り終え、再び車を走らせ裏道をしばらく進むと前方に深山峠の観覧車が見えてきました。


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前方に観覧車が見えてきました。

   観覧車:上富良野町(Flash) フルスクリーンパノラマ

上富良野町から美瑛町に入ります。


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美瑛町

そして富良野線をまたいで自宅へと戻りました。


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JR北海道富良野線

裏道を回るといつもならよく目につくキタキツネ!
雪上の足跡も少なく、出会う回数はこのところめっきりと少なくなりました。危険を感じるとすぐにねぐらを変えるため、またどこか別の場所に移動したのか?

晴れ時々曇り10:25 気温/-7.0℃ (all images:biei.info)

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