
旭川への買い物帰り:
3年ぶりに紅葉時期の神居古潭へ寄り道をしてみました。
紅葉もピークを少し過ぎたあたりで、久しぶりの晴れ間に木々も生き生きとしてます。
ここは神居古潭にある【旧神居古潭駅舎:きゅうかむいこたんえきしゃ】です。
昭和44年9月30日、函館本線の納内~伊納駅間がトンネル化されたことにより、この神居古潭駅は廃駅となりましたが、明治期の数少ない貴重な駅舎建築の姿を残しており、平成元年に廃駅時の姿形をもとに復元されました。
当時走っていたSLも保存されており、SLマニアにもお勧めの地です。
旭川市指定文化財にもなっており、典型的な小規模駅舎建築であると同時に、明治期における西洋建築意匠導入時の特徴を残す数少ない現存例となっています。
(1926年(大15)の様子:「北海道大観」 港湾協会北海道支部)
現在駅舎は旭川サイクリングロードの休憩所にもなっており、渓谷沿いの約15㎞のサイクリングコースは旭川中心部の常磐公園まで繋がっています。
住所) 〒078-0185 旭川市神居町神居古潭
→ 旧神居古潭駅舎 QTVR映像[4.6MB]
→ 保存されているSL QTVR映像[3.6MB]
→ 神居古潭スライドショー [2004年10月8日]
※ 【カムイコタン】 アイヌ語地名
カムイ・コタン = 神の・居所
カムイコタンはだいたいは人間の寄りつきにくい処にあった。
人間が不躾(ぶしつけ)にそこに踏み込んだら、お怒りに触れるのは当たり前である。そう言う意味で危険な場所にあった。
(「アイヌ語地名の輪郭」 山田秀三著 より)
12:40 気温/14℃