昨日の燃えたぎる空は「政権交代」を暗示していたのか!
このところ空き時間に録画番組をよく見るようになりました。
見るか見ないか分からないような番組でもやたらと録画をする習性があるのです。
テレビは天気予報とニュース以外はあまり落ち着いては見ない私が、唯一欠かさず見る番組があります。
日曜午後11時30分からの「ワールド・プレミアム・ライブ(NHK BShi)」と、日曜午後10時からのETV特集(NHK 教育)のなかで「日本と朝鮮半島2000年」のある放送日。
早朝、起きがけにさっそく昨夜録画しておいた「日本と朝鮮半島2000年」を再生。
このシリーズは全10回。
今回はその第5回目で「日本海の道~幻の王国・渤海(ぼっかい)との交流」の考察です。
当時唯一の交通手段はもちろん「船」ですが、歴史ロマンというにはあまりにも危険な日本への道のりであったのであろうと想像しがちですが、そこは先人の知恵:日本海が穏やで風の動きまでを読み安定した季節に行き来をしていて、比較的安全な航海であったようです。
渤海(ぼっかい、698年 – 926年)は、現在の中国、ロシア、北朝鮮にまたがる地域にあった王国。
高句麗滅亡後にその遺民である大祚榮(だいそえい)により建国され、周囲との交易で栄え、中国からは「海東の盛国」(『新唐書』)と呼ばれたが、最後は契丹(きったん)によって滅ぼされた。
7世紀朝鮮半島の北に建国された渤海は、200年間にわたり日本と親密な交流をした。
7世紀朝鮮半島の北に興った渤海(ぼっかい)。史書の記述は少なく、幻の王国と呼ばれてきた。
近年ロシア沿海州で発掘調査が進み、日本との知られざる交流が明らかになってきた。727年、日本へ軍事支援を求めてやってきた渤海使。
やがて経済・文化交流が発展。秋田や金沢では使節来訪の痕跡が見つかり、ロシアのクラスノスキでも交流をうかがわせる発掘が相次いでいる。古代、日本海の交流を明らかにする。
※ NHK ETV特集より
余談になりますが、その渤海に興味を持たせてくれたのが2007年に放送された韓国ドラマ「大祚榮(テジョヨン)」でした。
まず、その全134話という長さに驚き。もちろん全話欠かさずに見てはいませんが。
※ 現在、BS日テレにて午前10時より再放送中。
テジョヨンを演じたのは韓国の国民的俳優(視聴率男)と言われるチェ・スジョンさん。彼の出るドラマは必ず高視聴率といわれるだけに、このドラマも見応えがありました。
05:05 気温/12℃ (.all images:biei.info)