今日は歯の治療日で町に出かけました。
今朝は気温が下がり-11℃。
美瑛町中心部へ向かうには途中で丸山橋(美瑛川)を渡らねばなりません。
この丸山橋がくせ者で、橋の両端ともに下り坂で大きくカーブをしており冬場は危険な箇所の一つです。
ちょうど前の車が一時停止の標識で止まりきれず、車体を大きく左右に滑らせ傾きながらやっと対向車線の中で止まりました。
路面はアイスバーン:氷の上を車が走っている状態でブレーキングを誤ると命取りになります。
冬の路面状況は夏とはまったくの別物!
なかでも橋の上や、トンネルの出入り口、交差点、勾配のきつい坂、常に日陰になる部分など、滑りやすいところには常時滑り止めの砂利がまかれています。
アイスバーン路面での最大の安全策:防御法は「スピードを控えめに」この一言に尽きます。
特にこの丸山橋のように下りでカーブという条件の悪いところでは、カーブに入る手前で減速し終わらなければ、慌ててカーブでブレーキを踏めば一気に滑って挙動を失い車はどこへ行くか分かりません。
カーブ途中での減速ブレーキングはアイスバーン路面では極めて危険で、減速しすぎてアクセスを少し踏むぐらいが安全です。
歯の治療が終わり自宅に戻ると、やり残しの重たい雪の処理をまた始めました。
この冬はパウダースノーに殆どお目見かかりません。湿った重たい雪ばかりなのです。
湿雪の除雪はとにかく大変。豪雪地帯の皆さんには笑われそうですが!
パウダースノーなら箒で掃くだけで飛び散ってくれる雪が、湿った重たい雪となるとママさんダンプで運ぶだけでも体にズッシリと負担がかかります。
これも地球温暖化の影響なのか?
それにしても、昨年の春先から異常気象が続いています。
この冬も冬型の気圧配置がすぐに崩れ、南からの暖気が入りやすい状態が長く続いている影響で、本来なら本州の日本海で降るような湿った重たい雪が降り続いているとのことですが。
はたしてこの冬、パウダースノーは期待できるのか?
天気予報などでは聞き慣れない言葉がよく出てきますが
「湿雪」とは、雰囲気で水分を含んだ湿った重たい雪だろうとだいたい理解はできるものの、ところで読み方は:なんて読むのか?
広辞苑など、辞書で調べてもでていません。
地方気象台に尋ねてみると、「しっせつ」又は「しめりゆき」と読むようで、なんとそのものズバリです。
スキー場のゲレンデ雪質情報で使うことが多く、「乾雪:かんせつ」に対して「湿雪」を使う。
とのことでした。
09:15 気温/-7℃ (.all images:biei.info)