美瑛町惟る:マーケティング力は向上しているのか?

 

旅先で(国内、もちろん道内でも)、
「どちらにお住まいですか?」『美瑛町です。』「良いところにお住まいですね。」と良く言われるが?
さてさて、気が向いたときに地元美瑛町への思いを綴るコーナーです。

町に移住した当初、本通り商店街は道内でも手本となる素晴らしい商店街で、見学に訪れる市町村も多いと商店主の方々から良く聞かされたものでした。

確かに綺麗に統一された建物・街並みの商店街ではある。

本通り商店街

それから二十数年が経過し、今でも当初の思いは全く変わっていない。
その思いとは、顧客心理を無視したつくりであること。
『初めての人でも気楽に入れるような敷居の低い店舗が、数えるほどしか無いこと。』 + 日祭日に休む店が多い。

店の顔は『入りやすさ!』につきる。
ところが、大半が入りにくい店ばかりで、綺麗だが閉鎖的で敷居が高い印象を受けてしまいます。「敷居が高く入りにくい店 = 売上が伸びない・落とす」原因となる。
当然、店の良さが分かりづらいから、長生きする店舗も少なく、出入りも激しくなる。

他の観点からこれは、道の駅びえい「丘のくら」にも当てはまる。
本州各方面の知人が町内に来るが、なかでも不平不満の多いのが道の駅。
こちらは入りにくさより、まずもって一番の不評は『立地!』

上記商店街に隣接し、蔵をPOLICYとして打ち出すのは構わないが、利用者の利便性は熟慮されたのか。そこで無ければならないという大義が不明瞭で、地元の大きな力が働いているのでは!

関係者だけで漠然と物事をすすめていくと、ドンには太刀打ちできない。
大事なのはマーケティングツールの活用である。使うことによって今後の方向性や今現在の問題点が明確になり、更には問題意識が町民から観光客の皆さんへと共有できてくる。

また、今一つ盛り上がりに欠ける、ご当地グルメ「美瑛カレーうどん」もしかり。

「なぜ美瑛でカレーうどん!なのか」という、消費者の疑問を払拭しきれていない。
地場産小麦100%を原料にした「香麦うどん」が開発され、地元産ジャガイモ、トウモロコシ、トマトなどの、地元ずくしの食材を使った名物でと、そのルーツを知る地元町民ですらどれだけいるだろうか。

ご当地グルメ

問題は、食が第一目的で訪れることはないにしても「美瑛町に来て、はたして何が食べたいのか!」
また「当地で期待しているものは何か」という観点。
単純明快で非常に重要であるにも関わらず、軽視されがちな部分なのです。

TV・ラジオをつければ、道内関連で流れてくるのはほぼ札幌の情報ばかり。
札幌一極集中の北海道。道内他市町村の弱さは、まさにここにある。

町は何をするにも、内輪だけの盛り上がりで終始しないよう、先々のストーリーを考えて頑張って欲しい。
今では、町もマーケティングに力を入れているようで、あらゆる部分にマーケティング戦略を浸透させ、住みよい『より洗練されたまちづくり』の実現をお願いしたい。

町を悪くするのは、無関心。良くするのは、町民一人一人の声や行動です。町長・町議に任せておけばいいものではありません。
「入りにくい店」から話がそれ始めましたが、美瑛町に限らず、もっと気軽に出入りのできる店構えを、各店舗にはお願いしたいと思います。

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