夏日直前まで気温が上がるなか、自宅前ではカボチャの定植準備が始まり、マルチシートが張られて行きます。
カボチャは連作障害が出にくいため、同じ場所での連作が可能です。
北海道の中でも旭川、美瑛周辺はカボチャの大産地で、あまり気にされたことはことは無いと思いますが、たくさんの品種があります。
出荷の早いみやこ。
そして栗あじ、味平、えびす、九重栗、メルヘン、くりゆたか、雪化粧、白爵 ・・・ などなど、多くの種類のカボチャが市場に出回ります。
カボチャの魅力は何と言ってもビタミンが豊富なこと。貯蔵性が高いため、栄養価が失われにくいのです。
美瑛町では表面の白い「雪化粧(果肉は鮮やかな黄色)」が多く出回ります。
ジャガイモはもちろん、旬のカボチャが出回る秋が待ち遠しい。
農作業も今でこそ機械化が進んでいますが、少し歴史を遡ると、
上川の開拓は、明治18年(1885)に岩村通俊と永山武四郎ら一行(岩村通俊の国見)が、旭川の嵐山地区にある近文山(国見の碑)に登り、その雄大な自然と肥沃な土地を目の当たりにし、開拓を決意し、屯田兵の歴史が始まることとなる。
そして極寒の地で水田が普及し始めたのは明治27年(1894)。
農作業の大変な苦労のなか、少しでも楽に作業ができるよう、明治38年(1905)屯田兵家族の末武安次郎(京都府出身)が「水稲直播き機・たこ足」を考案。
以来、後に旭川を中心とする地区は「上川百万石」と呼ばれる米の一大産地へ駆け上がって行きます。
今では、ゆめぴりか、ななつぼし ・・・ を始めとする北海道産米は、他府県産米と比較する「食味官能試験」を3年間継続し、いずれの年も上位10品種のうち6~7品種を占め、北海道産米の美味しさの実力は確固たるものとなっています。
まだ食べたことのない方は、ぜひ北海道産米を食べてみませんか。おいしいですよ!
話がそれましたが、今では農作業もありとあらゆる機械化でらくらくです。
ところで連作障害と言えば、庭先のバラ。
バラの移植に伴い、植えてあったところに新しいバラを植えると、生育がとても悪くなります。「嫌地(いやじ)」です。
以前わが家でも、どうしても同じ場所に植えつける場合は、天地返しや有機質の肥料などをすき込んで土壌改良をして植え付けることもありましたが、今は新しい土とそっくり入れかえています。
その方が結果オーライで、好結果をもたらしています。
明日からは、この時期の一大イベント『花フェスタ2016旭川 / 2016年6月8日~12日 』が旭川大雪アリーナ(旭川市神楽4条7-1-52)で開催されます。
※ 花フェスタ・パノラマ映像
また同時期に『YOSAKOIソーラン祭り』が札幌で開催されますが、やはり美瑛から札幌は遠いな!
TVで楽しむことにします。
庭先では、フウリンオダマキとヒメシャガが終盤を迎えています。
15:35 気温/23.5℃ (.all images:biei.info)