麦稈(ばっかん)ロール[麦わらロール]

秋まき小麦ジャガイモのイメージが強い美瑛町ですが、ジャガイモ以上に作付け面積が大きいのが「小麦」です。
今年も先週あたりから秋まき小麦の収穫が始まり、丘のあちこちでロールの姿が見られます。

ばっ‐かん【麦稈】…むぎわら。 「―帽」(広辞苑)

秋まき小麦牛の餌になる「牧草ロール」とよく勘違いされる【麦わらロール】
この時期になるとびえいの丘のあちこちで、ロールが点在しているのを見かけるはずです。
よく牛の餌となる牧草ロールと間違われますが、美瑛町は牧草地は少なく大半は麦畑です!
麦の穂を刈り取った後の藁(わら)でロールを作るので「麦わらロール」:難しい言葉では【麦稈(ばっかん)ロール】と呼びます。
そして出来上がったロールは酪農家の方が購入し牧場へ運ばれた後、牛の寝わら(ベッド)になります。
昔は土地の改良や暗渠(あんきょ)にも使っいたそうです。そし農家の方々は酪農家の方から堆肥を受け取ります。

あんきょ【暗渠】…かんがい・排水などのために地下に設けた溝。(広辞苑)

それでは牧草ロールとの見分け方は:
牧草ロール牧草ロールはラップに包まれており、白や黒のラップや、中には白と黒のストライプで覆われたラップロールがあることに気づかれた方も多いと思います。こちらが牧草ロールです。

牧草は、以前はサイロに入れて発酵させるのがほとんどでしたが、建設費が高いことと、発酵させている時にはサイロ内の酸素が無くなり危険が伴いました。
そこで安全で手間がかからない、ラップのサイレージに今はほとんど切り変わりました。あのラップの中で勝手に発酵して、牛にとっておいしい食べ物になるのです。ラップに包まれた牧草は2週間から3週間で食べ頃に発酵し、2年前のものでも飼料にできるそうです。

サイレージ【silage】…水分含量の多い飼料作物をサイロに詰め、発酵させて貯蔵した家畜の飼料。埋草まいそう。エンシレージ。(広辞苑)

麦わらロール誕生

小麦収穫

毎年小麦の刈り取りが終わると一気に秋へ加速するような気がします。

晴れ後曇り16:10 気温/26℃

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